2026年01月07日
●和訳1
By intelligence we mean a style of life, a way of behaving in various situations, and particularly in new, strange, and perplexing situations. The true test of intelligence is not how much we know how to do, but how we behave when we don't know what to do.
「私たちが知性と呼ぶものは、一つの生活様式であり、さまざまな状況、特に未知で奇妙な、当惑を招くような状況における振る舞い方である。知性の真の試金石は、どれほど多くのやり方を知っているかではなく、何をすべきかわからないときにどう振る舞うかにある。」
★感想
ジョン・ホルト(John Holt, 1923–1985)は現代のホームスクーリング運動の父として知られ、この『How Children Fail[邦題:子供たちはどうして失敗するか]』 (1964)を出版したアメリカ人の著名な教育者。1979年度東北大学、1980年東京大学、1984年東北大学でも出題された。コロラドやマサチューセッツの私立小学校で算数や英語を教えたときの膨大な観察記録に基づき、学校における「恐怖による知性の抑圧」から、子供たちが「いかに先生を満足させるか」、「いかに失敗を避けるか」という戦略にエネルギーを費やすことで、子供たちの知性の本来の働きを阻害しているかを指摘した。ホルトによれば「知性」とは本来、未知の事態に直面した際の振る舞いのことである。また、ホルトは、当時の学校教育が「断片的な知識の詰め込み」と「正解か不正解かという二分法」に基づいていることを批判し、教師が「正解」を握り、子供がそれを当てるというゲームのような授業形式が、子供たちから自発的な探求心を奪っていることを批判した。
(1985年北海道大学 学部入試 英語・第1問)
●和訳1
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★(感想)
(1985年東北大学 学部入試 英語・第問)
●和訳1
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★(感想)
(1985年東京大学 学部入試 英語・第問)
●和訳1
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★(感想)
(1985年名古屋大学 学部入試 英語・第問)
●和訳1
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★(感想)
(1985年京都大学 学部入試 英語・第1問)
●和訳2
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★(感想)
(1985年京都大学 学部入試 英語・第2問)
●英作1
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★(感想)
(1985年京都大学 学部入試 英語・第3問)
●英作2
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★(感想)
(1985年京都大学 学部入試 英語・第3問)
●和訳1
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★感想
(1985年大阪大学 学部入試 英語・第問)
●和訳1
Aristotle could have avoided the mistake of thinking that women have fewer teeth than men, by the simple device of asking Mrs. Aristotle to keep her mouth open while he counted. He did not do so because he thought he knew. Thinking that you know when in fact you don't is a fatal mistake, to which we are all prone.
Russell, Bertrand. The Basic Writings of Bertrand Russell. Edited by Robert E. Egner and Lester E. Denonn, London: George Allen & Unwin, 1961
https://archive.org/details/basicwritings19000russ/page/94/mode/2up?q=Aristotle (page 94)
「アリストテレスは、妻に口を開けさせて歯を数えるという単純な工夫だけで、「女は男よりも歯の数が少ない」という思い込みを避けられたはずだった。彼がそうしなかったのは、自分は知っていると思い込んでいたからだ。実際には知らないのに知っていると思い込むことは、我々が皆陥りやすい致命的な間違いである。」
★感想
バートランド・ラッセル(Bertrand Russell, 1872–1970)は、1950年にノーベル文学賞を受賞した、20世紀を代表するイギリスの知識人。分析哲学の確立や、数学を論理学の基礎の上に再構築する試み(アルフレッド・ノース・ホワイトヘッドとの共著『プリンキピア・マテマティカ』)、平和運動家としてラッセル=アインシュタイン宣言(核兵器廃絶を訴えた宣言)で知られる。テキストの部分は『不人気な意見集(Unpopular Essays)』(1950年)の「知的ガラクタ概説(An Outline of Intellectual Rubbish)」からの抜粋であり、観察を怠ることで人がいかにドグマや偏見に陥りやすいかを鮮やかに浮かび上がらせている。
(1985年九州大学 学部入試 英語・第2問)